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Performance
より高い防塵性
より優れた機能性を求めて。
さらに高度化、多様化するクリーンルーム用衣服開発のため、
自社内にクリーンルーム、恒温恒湿室を設置。
各種試験で得られたデータを活かし、さらに高い性能・機能製品の実現に取り組んでいます。
クリーンルームや恒温恒湿室で実施される
性能試験が、お客様の現場で有効な高性能、高機能を実現します。
自社クリーンルームISO Class 3(Fed.Std Class1)では、「着用動作発塵試験」「タンブリング式発塵試験」「塵埃捕集効率試験」「微粒子可視化試験」、恒温恒湿室では「表面漏洩抵抗試験」「着用快適性試験」などの各種実験を実施しており、ここで得られたデータを集積・分析し、さらに機能・性能を追求し続けています。
  • 着用動作発塵試験
    防塵服着用者からの総発塵量をオリジナル試験法で測定。
  • タンブリング式発塵試験
    JIS-B-9923に準拠したタンブリング式発塵試験法で素材発塵を測定。
  • ヘルムケドラム式発塵試験
    IEST RP C003.4 に準拠した ヘルムケドラム式発塵試験法で素材発塵を測定。
  • 塵埃捕集効率試験
    防塵素材のフィルター性能をオリジナル試験法で測定。
  • 微粒子可視化試験
    グリーンレーザー光で微粒子を可視化する装置を利用して、着用者からの発塵を分析。
  • 着用快適性試験
    衣服内の温湿度、衣服表面の温度分布を測定し、着用者の快適度を分析。
クリーンルーム用衣服着用者からの発塵モデルを製品開発に活用しています。
クリーンルームでは人間が最大の発塵源となります。
このことから、私たちは「衣服開口部からの漏洩発塵を少なくすることはクリーンルーム用衣服着用者からの総発塵量を低減する」ということを提案し続け、その発想を活かした様々な仕様のクリーンルーム用衣服を製品化しています。
高い防塵性の素材の機能を活かす、TriApexの裁断・縫製技術。
高性能素材を採用しても、製品に仕上げる段階で裁断や縫製の方法が適切でなければ、繊維脱落の要因となり、製品の防塵性能に影響を与えます。
繊維脱落が起こらない裁断方法の開発や、裁断面が衣服表面に露出しない縫製方法の採用で、防塵性の高い製品作りを実現しています。
裁断面の糸脱落を防ぐレーザー裁断
異物混入防止にもっとも配慮するBCRゾーンの衣服には、衣服全てのパーツをレーザー裁断機でカットし、縫製しています。
防塵服と低発塵ユニフォームの縫製方法
ISOクラス3~7までのクリーンルーム用衣服には、裁断面が露出しないよう三巻き縫製、パイピング縫製、二重環縫製といった縫製方法を採用しています。これにより、裁断面のほつれ、糸の脱落を防止します。
  • 1
    Performance
    より高い防塵性
    より優れた機能性を求めて。
  • 2
    Comfortable
    作業を妨げない快適さ
    着心地を求めて。
  • 3
    Recycle
    限りある資源を活かし
    環境負荷の削減を求めて。